• 2026年1月14日
  • 2026年1月15日

ニキビの原因と治療──栄養から考える根本治療

ニキビが治らない理由には栄養的な背景があります。
それは 慢性的な炎症とホルモンバランスの乱れ です。

皮膚科ではニキビに対して抗生物質や外用薬が処方されることが多いですが、
栄養療法では「なぜニキビができ続けるのか」という根本原因に目を向けます。


ニキビ改善に重要な3つの栄養素

■ ビタミンA

ビタミンAは皮膚のターンオーバーを正常化し、毛穴の詰まりを防ぐ中心的な栄養素です。
皮膚科で使われるレチノイン酸などのビタミンA製剤は非常に活性が高く、妊娠中の使用制限など注意点もあります。

一方、食材に含まれるビタミンA(レチノール) は、生体内で必要量に調整されるため安全性が高いとされています。
レバーなどが代表的ですが、通常の食事で摂取して問題になった報告はほとんどありません。

■ 亜鉛

亜鉛は、ビタミンAを皮膚まで運ぶために不可欠な栄養素です。
亜鉛が不足すると、いくらビタミンAを摂っても皮膚でうまく使えません。
ニキビが治りにくい方では、亜鉛不足が隠れていることも少なくありません。

■ ビタミンD・EPA

ニキビを繰り返す場合、皮膚の感染や免疫の弱さが関与していることがあります。
ビタミンDは免疫調整に、EPAは炎症抑制に重要で、再発予防の観点から一緒に整えたい栄養素です。


■ 食生活で必ず見直したいポイント

基本はいつもと同じです。

  • アルコール・喫煙を避ける
  • 精製糖質(砂糖・白米など)を控える
  • 小麦・乳製品・加工食品・揚げ物(植物油脂)を減らす

これらはすべて 体内で炎症を起こし、皮脂分泌を増やす要因 になります。


ストレスもニキビの原因になる

ストレスホルモンであるコルチゾールは、皮脂分泌を促進します。
小さなことで悩みすぎない、愚痴を言い続けない、夜更かしをしない。
こうした日常の積み重ねが、実はニキビ改善にも直結します。


■ 「抗生剤を塗ってもニキビを繰り返す理由」

皮膚科では、ニキビに対して抗生物質の塗り薬が処方されることが一般的です。
実際、炎症を抑えたり、赤みを引かせたりと、症状を落ち着かせる効果は確かにあります。

しかし、抗生剤を使ってもニキビを繰り返してしまう方が多いのも事実です。
それは、薬が「目に見えている炎症」を抑えることはできても、「なぜニキビができ続けるのか」という体の背景までは変えられないからです。

薬は大切な治療手段の一つであり、強い炎症を抑えるために必要な場面も多くあります。
一方で、ニキビを繰り返す場合には、皮脂分泌の過剰、慢性的な炎症、ホルモンバランス、栄養状態、生活習慣といった「体の内側の条件」を見直さなければ、根本的な改善にはつながりません。

つまり、
薬は「今あるニキビを落ち着かせる治療」、
生活習慣や栄養の改善は「ニキビができにくい体をつくる治療」です。

どちらが正しい・間違っているという話ではなく、
役割が違うと考えることが大切なのです。

まとめ

ニキビは「皮膚だけの問題」ではありません。
栄養・食事・免疫・ストレスを整えることで、
薬に頼らず、できにくい体質へ変えていくことは可能 です。

まずは、ビタミンA・亜鉛・ビタミンDを意識することから始めてみてください。

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